2012年1月9日月曜日

「0~2歳児とその家族」とミュージアムのマッチングを考える

2009年度の13件の先進事例調査の結果、「幼稚園未満の子ども」つまり、0~2歳児を連れた利用者が実際にどのミュージアムでも増えているという声が聞かれました。それと同時に、おむつ替えベッドや授乳室など、ハード面での対策はしやすいけれど、ソフト面(プログラムやサービス)についてはどう対応していいかわからず、とまどっているというお話も。

0~2歳児とその家族のミュージアム利用ニーズはある。
ミュージアムは、最近増えているそうした利用者にどう対応したらいいか困っている。

このジレンマ、こそっと研が何かお手伝いできそうな予感がします。


実際にこそっと研メンバーが0~2歳児(未就園児)を育てて感じたもやもやには、こんなことが。
●常に親子一緒、限られる行動範囲。パパ不在の平日、どこ行こ?
小さくたって好奇心は旺盛。「なぜ?なに?」に答えてあげたいけど、自分が知らないために答えられないことも多い。
●子どもの笑顔が生きがい。でもママだってたまには自分の楽しみを大事にしたい。

ミュージアムに0~2歳児を連れて行ったら・・・
●利用者調査で実証。02歳児でもミュージアムを楽しめる!しかも安全な居場所。
●ミュージアムには本物・専門知識が豊富!子どもの好奇心を伸ばしてあげられる。
大人の知的好奇心もミュージアムで満足できる!ママが笑顔だと子どもも笑顔に。

つまり、「ミュージアムは子育てに効きそう」なんです。


というわけで、当面こそっと研は、「0~2歳児とその家族」がいかにミュージアムで親子一緒に楽しめるか、つまり、はじめてのミュージアム(ミュージアム・スタート)を充実させていくこと目標に設定しました